久留米支部の最大の行事は、毎年11月に「西部示現会展」と銘打って行っている支部公募展です。
今年が63回展で、本展とほぼ同じ歴史をもっています。この西部示現会展という名称は、第10回展まで福岡・久留米の両市で巡回展と同時に公募展を行っていた時から使っていたものです。
その後11回展より、会場の都合で巡回展の会場を福岡市で、公募展を久留米市で行うこととなり、西部示現会展の名称も現在まで続いてきました。
支部展でもある西部示現会展は、来年度の東京本展に向けた新作発表の場であり、組織拡充の絶好のチャンスであり、一般出品者にも門戸を開き2回の作品研究会をもって臨んでいます。
更に、本展出品前にも研究会をもっていますが、今年は理事長の樋口洋先生をお招きすることができました。
巡回展を福岡支部と共同で福岡市で行っているため、本部の先生方の来久が極めて少ない久留米支部にとっては、初めての本部からの講師招聘による正に念願の研究会でした。 会場である石橋美術館は、青木繁、坂本繁二郎、古賀春江等の作品も沢山収蔵しています。是非お出かけください。
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