山形支部

山形支部 の記事一覧

2025年 山形支部

2025年12月11日(木曜日)

第78回示現会山形巡回展は6月25日から5日間、山形美術館にて開催されました。
県内の絵画愛好家からも期待された恒例の展覧会でしたが、今回をもって巡回展は終了となりました。
会員の高齢化や減少、時代の変化が背景にあるとはいえ、心の支えを失ったような気がします。
山形支部は、示現会創立の2年後の昭和二四年に結成され、翌年には巡回展が開催されました。
創立会員の石川寅二先生が編集した美術教科書を、山形中学校教諭であった飛塚安吉初代山形支部長が本県で採用したことが縁と聞いております。
大作が鑑賞できる巡回作品、後進の育成のための公募展。長年県民の芸術活動の重要な一部を担ってきた展覧会であり、来館者からも巡回終了を惜しむ声が多く聞かれました。
現在、支部会員は20名弱、往時の3分の1以下となりました。
来年度以降の展覧会の持ち方を含め、支部活動の活性化、会員の技術向上の方法を模索しているところです。

2024年 山形支部

2025年08月01日(金曜日)

本年の第77回示現会山形展は、井上武先生の展示指導を頂きながら、6月26日から30日まで山形美術館で開催されました。
本県において、全国展の巡回展を毎年開催しているのは示現会だけであることに加え、風景画の大作が見られるので毎年楽しみにしているとの声も多く寄せられ、地域の文化活動として重要な役割を果たしている展覧会となっています。
山形展は例年サクランボの生産時期と重なり、県外からの観光客の来館者も多く、来場者数は約800名を数えました。また、開催初日には井上武先生からギャラリートークをお引き受けいただき好評を博しました。
残念ながら、高齢化や体調不良による退会者が多く、支部の会員数はここ数年で大きく減少し、展示や撤去など、大きな作品を取り扱うためにはアルバイトの力を借りる必要があります。
これまで同様の開催が難しくなってきているのが課題ですが、支部活動の充実を図りながら、次年度以降も成功裏に開催できるよう努めてまいりたいと考えております。

2023年 山形支部

2024年01月17日(水曜日)

76回示現会山形展は6月28日から7月2日までの会期で山形美術館において開催された。
前日には本部より錦織重治常務理事をお迎えし、展示から作品の公表など懇切丁寧なご指導とご助言をいただいた。
あわせて開幕日には一般観客向けのギャラリートークをお願いし、ユーモアのある解説に納得し和やかな時間を持つ事ができた。
収まりつつあるコロナ禍の中、公募作品を含め、90点余が会場をうめつくした。悪天候にもかかわらず入場者も昨年をわずかに上回り、今後の励みとしたい。
例年、同時開催していた小品展を今年は11月に予定している。その他、5月には、真室川で写生会を開催。残雪の残る鳥海山を望み筆を走らせた。
8月には猛暑の中、県展むけの研究会を実施する。

2022年 山形支部

2023年02月20日(月曜日)

この度75周年記念示現会山形展を6月29日から7月3日までの会期で山形美術館において開催した。
前日には本部より佐藤祐治常務理事をお迎えし、展示から作品の講評など懇切丁寧なご指導とご助言をいただいた。あわせて開幕日には一般観客向けのギャラリートークをお願いし、既知に富んだ作品の解説に会場が大いにもり上がった。
長引くコロナ拡大での中、公募作品を含め97点が会場を埋めつくし入場者も昨年を上回り100人増となった。これは会員の今後の活動の励みとなる一歩であろう。ただ会場の都合で同時開催していた小品展が実施できなかったことは残念であった。
その他。5月には、庄内浜で写生会を開催、真っ赤な夕日に感激。また8月の猛暑の中、健展向けの研究会を実施した。

2021年 山形支部

2022年01月17日(月曜日)

支部事業の中心になる山形展は6月29日から7月4日までの会期で山形美術館において開催された。
前日には本部より成田理事長をお迎えし、展示から作品の講評など懇切丁寧なご指導ご助言をいただいた。2年ぶりのコロナ禍での開催に不安もあったが、公募作品を含め96点が会場をうめつくし、入場者も例年の7%減となったものの連日の盛況に安堵した。同時開催として彩画堂ギャラリーでの小品展も実施した。山形では中央展の巡回展は他に例がなくこの開催は芸術文化の向上に大きく貢献しているものと思う。また今年は支部70回記念展にあたり記念画集も発刊し、理事、支部長各位にも謹呈したところです。
その他、8月には県展向けの研究会を実施、10月には蔵王山麓で写生大会を予定している。