青森県支部

青森県支部 の記事一覧

2013年 青森県支部

2014年01月06日(月曜日)

第66回示現会青森展が7月31日から8月4日まで青森市民美術館に於いて開催され、巡回作品61点、青森支部作品18点が出展されました。
本部からは、大渕繁樹先生がお見えになり展示指導に続き、作品研究では、自分では気づかなかった点について的確なご指導をいただき、今さらながら自分の未熟さを感じるとともに大変勉強になりました。
支部としては、支部員の高齢化と部員数の減少とそれに伴う財政難と課題が山積みしておりますが、受付におりますと毎年来てくださるお客様と絵画談義になります。
「今年も来て良かった。示現会展が一番いいね。」という声を聞くと心から嬉しくなります。この期間は、ねぶた祭りと重なり、観光客の方も立ち寄り、「ねぶた祭りのついでに来たのに、こんなすばらしい絵画展に巡り合えて本当に良かった。」と言う感想は、何よりの励みになります。
今後も支部員一同ひとつになって、示現会展を楽しみにしてくださるファンの皆様のご期待に添える作品を描き続けてまいりたいと思います。今後ともご指導を宜しくお願いいたします。

2012年 青森県支部

2013年05月07日(火曜日)

示現会が本年度から一般社団法人化されたことに伴い青森県支部も新体制に移行すべく検討を重ねてきました。しかしこれに多くの時間を必要としたため、本年度の巡回展は準備が整わず、見送ることにしたのは誠に残念でした。そこで、本年度は本展に出品展示された支部員の作品24点のみをもって7月25日から7月29日まで青森市民美術展示館において、65周年記念県支部展を開催いたしました。この際巡回展を希望する者が多く、来年度はすでに会場を確保しておきました。
新体制による役員には意欲のある新人も起用しており、新役員の積極的な活動により安定した支部運営が図られることを期待しています。
今後ともよろしくご指導願ます。

2011年 青森県支部

2011年11月01日(火曜日)

毎年の青森県支部の本店に出品する作品は地区ごとに纏めて発送しており、今回第六十四回展は三月十二日と決めておりました。ところがその前日十一日に突然襲った東日本大震災のため物流が停止し、十和田地区の作品は八戸で滞こってしまいました。そこでその作品を青森まで返送し、青森地区の作品と併せて日本海経由で送り、本部の指導もあって本店搬入にようやく間に合うことができました。

巡回展も予定どおり七月二十七日から三十一日まで青森市民美術展示館で開催しました。本部から来訪いただきました成田先生のご指示により陳列作業も順調に進み、また支部作品の批評会でも誰でも分かり易いご指導をいただき、支部員一同感謝しているところであります。

巡回展が終れば青森最大のお祭「ネプタ」が始まります。

支部の運営も順調にいっているようですが課題もあります。本部との連携を密にして頑張ってきた張山支部長が右手を二回の手術を受けた病にかかったことです。これからの支部運営をどうするのか役員一同熟慮しているところです。

2010年 青森県支部

2010年11月01日(月曜日)

支部の諸活動の中で、文字通り全員が心を一つにして活動する年間最大の行事が巡回展の実施です。第六十三回青森展は、七月二十八日から八月一日まで、青森市民美術展示館において予定通り開催致しました。

今年の陳列作業は宮定真弓先生のご指導のもとに行われました。先生は会場に予備展示していた作品を一巡し「青森の作品を大事に考えましょう」の一声を発して、一階から四階まで大幅に入れ替えを指示し、引き続き二日間に渡って支部員の展示作品や持ち寄った作品等についてご指導をいただきました。宮定先生の一陣の風の如き精力的な動きと、鋭い批評、味わい深い数々の語録がとても印象的でした。

青森県内でも各美術館による大小の企画展や各団体の支部展、グループや個展等が連日新聞紙上で紹介されていますが、公募展の巡回展を毎年実施しているのは示現会だけです。それだけに、楽しみにして来て下さる方々も多く、喜びや激励の声をいただいたり、初めて訪れた方々からの感動の声やメモを取りながら長時間に渡って鑑賞する人等の姿に接すると、疲れも吹っ飛び、心地よい充実感を支部員一同で味わっております。

2009年 青森県支部

2009年11月01日(日曜日)

青森展は七月二十九日から八月二日までの五日間、青森市民美術展示館において開催しました。本展は県内で開催される展覧会の中で質・量ともに最高レベルであり、今年も地元の絵画ファンの期待に十分応える展覧会となり、盛況のうちに終えることができました。

また、支部員にとって巡回展における最高の勉強の場は、本部の先生から受ける御指導ですが、今年は樋口先生が初来県されるということで、興奮と緊張の中お迎えしました。

樋口先生からは展示作業に続き、休む間もなく作品研究会での御指導をいただきました

それにしても、先生の一つひとつの御指摘は誠に切れ味鋭く、各作品の持ち味や課題などを瞬時に見抜いた上で解りやすく丁寧な言葉で解説してくださるので、指導を受けている本人はもちろん、それを聞いている他のメンバーにとっても本当に貴重な時間となり、支部員の意識が高揚されました。

ここ数年の支部運営を振り返ると、様々な課題が山積し、順風満帆とは言えない状況にあります。しかし、支部による研修を重ね、青森展を準備・運営していく中で、実感出来る確かな進歩や喜びがあります。今年もまた支部が結束し、会の発展と支部員の技術向上に努めて参ります。