5月連休中に第75回岐阜巡回展では全86点を展示し、約2000人が入場しました。少子高齢化と絵画制作人口の減少が進行しています。そこにコロナ禍も加わりました。
そんな中、今後の人口減少社会や環境の変化にもあっても変わらず芸術を愛する人の心を満たす取り組みが大切であると考えています。各支部長さんが支部独自の活動の支部展、支部公募展等の資料を送って下さり、とても役に立っています。今は、支部活動や研修の充実、広報活動の工夫、新規会員の獲得、一般にも開かれているデッサン会、写生会、会員展、懇親会、作品研究会等の活性化がとても大事であると痛感しています。岐阜支部では第56回展以降「示現会岐阜支部ホームページ」を公開しています。
開催できた74回展のあと、5月9日の2波の緊急事態コロナ禍で岐阜支部の行事も中止、又中止となり、今のところ10月の郡上八幡での写生会を行い、巡回展を例年より遅い11月9日より開催する予定をしております。なんとかまん延が治まり鑑賞が出来る環境になることを願っています。来年の春には全国を自由に行き来できる状況になればと祈るばかりです。
今冬からの新型コロナウィルスの蔓延により諸々の行事や催しが余儀なく中止となり先行きの見えない状況が続いております。
岐阜支部では2月に行った出品前の研究会を最後に閑散とした状態で、そのような中、唯一9月になって第53回岐阜支部正会員展を岐阜公園内にある加藤栄三・東一記念美術館で開催できることは大変な喜びです。100号から20号まで会員16名の展示です。支部の皆さんも展覧会への出品を目標に制作していた作品を、この1年精進し、もっとより良い作品になるよう、次の示現会展には倍以上の傑作ぞろいの展覧会になることを期待しております。
支部の活動のなかで、1番の行事である巡回展。今年は永年使用している岐阜県美術館が改装工事で1年休館になり、岐阜市の施設「メディアコスモス」での開催となりました。展示スペースも8割程で事前の紙面での計画も何度もやり直し、実地で展示の具合を見ながら今回お越しいただいた土田先生のご指導で大変すばらしい展示となりました。鑑賞者の評も良く昨年と同様の入場者数があり安堵いたしました。
5月末には八ヶ岳方面に一泊の写生旅行、8月の裸婦デッサン会、11月は正会員の小品展を開催いたしました。
支部の活動のなかで1番の中心行事である第71回巡回展を5月8日より13日まで、岐阜県美術館において開催。前日の飾付けは、中川澄子、徳田則子両先生に初めて岐阜へおいでいただきご指導を受けました。大変よい展示となりました。県美術館改装のため、来年は別の会場となりますが、5月の会場もなかなか好評で 2802名の入場者がありました。
直後の19、20日と上高地、乗鞍高原へ写生旅行、9月2日、人物デッサン会、11月は、正会員の小品展を開催しました。