本展への重要な取り組みである京都作家展を、2月27日から3月3日まで開催致しました。
今回、初めての試みとして、壁面を余す事なく、同時に小品も展示した所、来場者から、「迫力があり、大変見応えがありました」との声に、勇気をもらいました。
本部からは、成田理事長をお迎えし、作品の陳列から講評まで丁寧にご指導を戴きました。
又、別に先生を囲んでの質疑応答の席を設けました。
この貴重な経験は、今後の会員の活力に繋がり、大変喜んでいます。心より感謝申し上げます。支部の中心行事である京都巡回展は、9月の予定であり、現在は準備作業と制作の真最中です。京都も高齢化が進んでおりますが、巡回展に向け、全員が一丸となって協力し合う姿は、何物にも負けない結束力の賜ものであると誇りに思っております。そして、武先生のご入洛が決まり楽しみです。
10月には秋のスケッチ会、11月は小品展、12月は作品研究会や役員会と、予定しております。
2月の京都作家点の搬入陳列後、会場を移して粘土初めの支部定例総会と、続いて勉強会を行う事が出来ました。招聘講師としてご入洛頂いた井上武先生から、制作に対する構成、相対的な諸々のバランス、ムーヴマン等について、スライドを使って判り易い有意義なお話をして頂きました。
いつも年令を重ねた事で意欲の減退を嘆いていた支部員達も、すっかり忘れて熱心に拝聴していました。
表現は自己マインドの最たるものとして、今後の制作に活かされる事でしょう。
これからの支部活動としては、9月12日から第76回示現会京都展、10月に屋外での写生会、12月3日には作品研究会、終了後に役員会、12月5日より支部小品展を予定しています。
いつも感心させられるのは、ご病気で療養されている人以外は、支部員としての自覚からか責務としてか、活動に率先して出席し、手伝っている態度に、支部長として頭が下ると同時に誇りに思います。
今年もお互いにプラス思考で、意義のある支部活動にしたいものです。
75周年記念示現会京都展は、盛会裡に無事弊会させていただきました。今回は本部からの招聘講師もコロナ禍の為急遽ご入落は中止となり残念です。未だこの状況は続くことでしょう。京都支部としては、芸術文化を通して、精神面の解放や心の癒しは勿論のこと、一人でも多くの方に絵画に興味を持って頂くチャンスになればと、入場料を無料にさせていただく決断を致しました。効果は覿面です。オープン早々から学生集団を始め、企業や旅行者の団体、外国児も含め想像以上の来場者に気配りや感染症対策等、即当番以外の支部員達の対処で何とか切り抜けたもののこれが連日なりました。鑑賞者の方々からは「素晴らしいお作品を無料で拝見させて頂き感謝です」と、態々お礼のお言葉を沢山頂きました。出品されている先生方のお陰です。
この後の支部活動は、記念展の反省会、10月の写生会、12月に小品展と作品研究会を予定しています。
感動や多彩な価値観から生み出された「第74回示現会京都展」はコロナ禍中の今こそ心の拠りどころとして開幕し、9月5日に無事閉会させていただきました。来館者から具象の示現会展はわかりやすく、表現にも幅があり好感の持てる展覧会でその都度楽しみにしています、と態々賛辞を伝えて下さる方もあり、感激いたしました。出品作家皆さんのお陰です。
本部からは理事長の成田先生がご入洛くださり、支部をはじめ支部公募作品の審査、そして政策糸に添ったご批評で夫々に課題と遣る気を引き出して頂き、心から感謝です。
京都支部は、展示会場の都合で1月の定例総会と「京都作家展」の搬入、陳列、批評会が重なりましたが、係の連携と支部委員達の努力でその後定例総会も無事開催できました。11月には20〜30号迄の商品で「京都芸館展」、12月の作品研究会、終了後一年の締め括りの役員会を予定しています。
京都支部は1月定例総会、2月の「京都作家展」と行事も順調に運んでいましたが、4月の人物デッサン会はコロナ禍の為中止に、但し6月の作品研究会は、30名程の参加により実施することが出来ました。先の読めないコロナ禍に対し、出来ないとのマイナス思考からは何も生まれないので、9月の「第73回示現会京都展」は安心安全を第一に、開催出来る方法を皆で考えようと一つの目標に向かって走り出しました。8月に万全を期して事前の打ち合わせをしました処、殆どの支部員の出席と建設的な意見交換から、自覚と意気込みが伝わって来ました。
開催にあたり、本部からのコロナ対策等細やかなご助言と、理事の先生方の迫力ある賛助作品のお陰で見応えのある展覧会となりました。支部員も各自大作2点を出品しました。
今回は成田先生にご入洛を頂き、賞の審査をはじめ、各自の制作意図に添った的確なご批評を頂きました。
オープン初日は各方面からの取材や、中止を余儀なくされた美術団体から開催の参考に見学の依頼等、又自粛からの開放感からか来館者が多く嬉しい悲鳴でした。会期中の無事を祈ると共に唯々感謝です。