久留米支部

久留米支部 の記事一覧

2013年 久留米支部

2014年01月06日(月曜日)

第64回西部示現会展を平成24年11月23日から石橋美術館で開催いたしました。
会員・準会員・会友の作品83点と一般公募作品24点の計107点を展示しました。
西部示現会展は、我々久留米支部にとって東京本展へ向けての大事な勉強の場と位置付けています。
久留米では巡回展を行えませんので旧作1点と、次年度の本展出品の新作を必ず添えて2点出品すること と申し合わせています。
さて、受賞の 仕組みを改善して2年目で、今まで支部員が受賞していたのが、一般公募者が受賞するようになり喜んでいます。
今回の最高賞の西部示現会賞の石橋清市さんは本展で佳作賞を受賞されるし、一昨年の最高賞で今回は西日本新聞社賞の今村知恵子さんは会友に推挙されました。
支部と本部の評価が一致したいい例だと思います。

2012年 久留米支部

2013年05月07日(火曜日)

第63回西部示現会展が平成23年11月19日より、石橋美術館一階ギャラリーで開催されました。
一般公募の37点を含め、会員、準会員などが手掛けた風景画や人物画など計116点が展示されました。
昨年まで授賞対象者を準会員以下にしていましたが、今年から一般公募者に絞ることで進められ、準会員、会友は別枠で準会員賞、会友賞を設け、最高賞の西部示現会賞には一般公募の今村知恵子さんの「アトリエにて2」が、西日本新聞社賞に森田邦義さんの「甲冑6」が選ばれました。
こうした授賞方法の変更は今まで何回も考えてやれなかったことで、やっと公募展らしくなってきたのかなと思います。

2011年 久留米支部

2012年11月14日(水曜日)

 久留米支部の最大の行事は、毎年11月に「西部示現会展」と銘打って行っている支部公募展です。
 今年が63回展で、本展とほぼ同じ歴史をもっています。この西部示現会展という名称は、第10回展まで福岡・久留米の両市で巡回展と同時に公募展を行っていた時から使っていたものです。
 その後11回展より、会場の都合で巡回展の会場を福岡市で、公募展を久留米市で行うこととなり、西部示現会展の名称も現在まで続いてきました。
 支部展でもある西部示現会展は、来年度の東京本展に向けた新作発表の場であり、組織拡充の絶好のチャンスであり、一般出品者にも門戸を開き2回の作品研究会をもって臨んでいます。
 更に、本展出品前にも研究会をもっていますが、今年は理事長の樋口洋先生をお招きすることができました。
 巡回展を福岡支部と共同で福岡市で行っているため、本部の先生方の来久が極めて少ない久留米支部にとっては、初めての本部からの講師招聘による正に念願の研究会でした。 会場である石橋美術館は、青木繁、坂本繁二郎、古賀春江等の作品も沢山収蔵しています。是非お出かけください。

2010年 久留米支部

2012年11月14日(水曜日)

 久留米支部には、大分県日田市在住者も多数所属し、年一回「西部示現会日田グループ展」を開くなどして研鑽を積まれています。しかし、ここ数年グループ代表の吉田陽二氏の健康が優れず、グループ展も二年間開催できずに昨年亡くなられました。
 ここで準会員の渡辺英麿氏を中心にまとまり、日田グループの灯を絶やしてはいけないという吉田氏の意志を引継ぎ、今年の五月、日田市民会館パトリアで24回目のグループ展が開催されました。
 会場には11名の有志により58点が並べられ、新聞社、テレビ局などへの働き掛けも功を奏し、予想以上の入場者で会場は賑わい、好評を博する展覧会になり喜んでいます。
 グループの殆どが西部示現会展(支部公募展)への出品者であり、その中から一人でも多く東京本展への出品者が増えることを願っています。

2009年 久留米支部

2012年11月14日(水曜日)

 昨年の秋、久留米支部は還暦の節目となる六十周年記念の西部示現会展を開催しました。
 その歴史を遡ると、昭和24年の第一回展から巡回展と併せて公募展も行っていたのが、昭和33年の第十一回展より、巡回展を福岡で、公募展を久留米で行う形になり現在まで続いてきたのです。
 それにより久留米支部は本展を含め年間三つの展覧会をこなしてきたことになります。 この春、高齢を理由に浦園繁前支部長が勇退されましたが、六十年もの永きにわたり故内野秀美初代支部長とともに、西部示現会の発展に心血を注がれた前支部長の功績は大きく、それを受け継いでいく我々の責任もまた重大です。
 しかし、六十年の歴史の流れの中で若者の団体展離れは進み、高齢化による労働力不足、支部員減少による経費の負担増等の新たな課題も浮上しています。
 この会誌が手元に届く頃には六十一回展も無事終わっているでしょうが、筑後地区の秋を彩る展覧会として定着している西部示現会展の灯を諸先輩のためにも消すことはできません。
 これからの支部運営は一年一年が勝負の年で、展覧会の在り方や新たな役割を模索していかなければ「十年一日」の如くではいけない時期にきています。